花のかけ橋では取扱商品を中心に花の育て方を案内します。

花に囲まれた生活をより一層楽しんで頂くために
私たちが少しでもお力になることを願っています。


シクラメンの育て方
琉球アサガオ(苗)の育て方
プリムラ・マラコイデスの育て方
ルピナスの育て方
冬咲きクレマチス‘アンスンエンシス’の育て方


シクラメンの育て方
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お手入れ
花や葉が枯れてきたら、茎の部分を持ちくるりと回転させて根元からきれいに引き抜いて下さい。

花が散った後、種が形成されて栄養が取られてしまいます。

早めに取り除き、栄養を蕾に活かしましょう。
水遣
●土の表面が乾いたら、鉢の縁から株元にたっぷりとかけて下さい。

その際、葉や花・塊茎に水がかからないように注意しましょう。(傷みや腐食の原因となります。)

●土が乾いていないのに何度もあげたり、受け皿に水を溜めておくと根腐れの原因になるので要注意です。
置き場所
●暖房の効きすぎている部屋(日中:25℃以上/夜間:15℃以上)は、軟弱徒長してしまうので避けましょう。

むしろ、意外と寒さには強く、10℃前後くらいの方が花持ちは良く、締まった形の良い株が持続します。

●日中は出来るだけ日光にあてるようにして下さい。
全ての説明が入った動画です(挨拶を含む)






▶▶▶
お手入れ前 お手入れ後


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琉球アサガオ(苗)の育て方 (情報提供:仙波園芸)
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購入した苗の根が十分回っているようでしたら、
一回り大きな鉢に鉢上げするか、戸外に植えつけてあげましょう!

(比較的低温でも生育しますが、戸外への植えつけ時期は最低温度が5℃を下回らなくなってからが安心です。
また、根張りが不十分のうちに移植してしまうと、その後の管理が 大変難しく、生育不良を起こす場合もありますので注意が必要です。)

ここでは、3寸ポットから6寸鉢への鉢上げを参考例として見て行きましょう!


左:根が十分まわっている。右:不十分
鉢上げの仕方

①鉢底に2割ほど用土を詰めます。
 (用土は赤玉主体の市販の鉢花用培養土でOKです。)

②苗の高さを調整します。
 (苗の表面が、鉢縁から指2本分ほど下になるように
  高さを調整します。=ウォータースペースの確保。)

③鉢と苗の間に用土を入れていきます。
 (用土の隙間を無くすため、軽く叩きながら沈んだ部
  分には用土を足してあげます。)

④最後にたっぷり水を与えて完成です!
  日当たりの良い場所で管理して下さい。

摘心の仕方

アサガオは、本蔓より子蔓、子蔓より孫蔓に花が着きやすい性質を持っています。

右図の苗は既に一回の摘心(②)をしており、子蔓が伸びている状態ですので、更に二回目の摘心(④)を行い孫蔓を伸ばしてあげるとより一層花着きが良くなるでしょう!

また、青丸の側芽は摘み取り、孫蔓に栄養が行くように心掛けてください。

その他の注意点

・アサガオは短日植物です。花芽形成には9時間以上の夜の長さが必要となります。
よって、夜間に電気の下で管理すると花芽が着かないことがあるので注意して下さい。

・行灯仕立てにする場合は、支柱を左回り(上から見ると反時計回り)で巻きつけて下さい。


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  プリムラ・マラコイデスの育て方 (情報提供:仙波園芸)
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置き場所

日当たりの良い室内での鑑賞をお勧めします。

しかし、高温(20℃以上)には弱いので暖房の効いた部屋では注意が必要です。

また、寒さには比較的強く、霜に当たらないベランダや軒下でも栽培出来ます。

しかし、5℃以下になると花や葉が多少傷むので、5℃以下になるような時は、

その都度室内に取り込むことをお勧めします。


~参考までに、仙波園芸での管理温度は「日中=15℃~20℃」「夜間=10℃」です。~

水遣り
土の表面が乾いたら、鉢の縁から葉にかからないように

たっぷりと与えて下さい。(写真1)

写真1


過湿には弱いので、土が乾いていないのに何度も与えたり、受け皿に水を溜めておくと

根腐れや灰色カビ病の原因になるので要注意です。



~水遣りのタイミングを肌で感じ取りましょう!~

まず、水をたっぷりと与えた鉢を手に取り、その重みを感覚で覚えておきます。

一日後、二日後と毎日鉢を手に取り、日に日に軽くなっていく様子を体感して下さい。

水切れを起こすと、葉や花茎がしな垂れてきます。(写真2)

「今の置き場所では、水をたっぷり与えてから何日後にしな垂れ始めるか・その時の鉢の重さ」

を覚えておくと、ベストタイミング(しな垂れる直前)で水遣りをすることが出来るようになってくると思います。





仮に、しな垂れてしまっても水をたっぷり与えて日陰で管理

すればすぐに元通りになるので、諦めずに面倒見てあげて

下さい。

(写真3)・・・(写真2)から3時間後。

写真2

写真3

お手入れ
こまめに枯葉は取り除いてあげましょう。(写真4)
写真4


そのままにしておくと、灰色カビ病が発生し、

ゆくゆくは株全体に広がってしまいます。(写真5)

写真5


また、花が咲き終わると種が形成され養分を取られて

しまうので、こまめに取り除いて下さい。(写真6)(写真7)

写真6

写真7


花は段々に上へと咲いていき、初めに咲いた下の段から

散っていきます。

平均5~8段まで咲き上りますが、7・8分咲き終わったら

花茎の元から取り除いてあげると、全体の見た目も

綺麗ですし、新芽にも十分養分が行き届くように

なります。(写真8)


写真8

切り取った花茎は、切花としても楽しめます。(写真9)
写真9

花後の管理

4~5月頃まで花を咲かせ続けた後、夏の暑さで枯れてしまいます。

その為、本来は多年草ですが、日本では一年草扱いになります。


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  ルピナスの育て方 (情報提供:仙波園芸)
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置き場所

日当たりの良い場所を好みます。

寒さには強く、霜の当たらない軒下などでは0℃以下でも耐えられますが、
冷たい風で花や葉を傷める恐れがあるため、春先までは室内での鑑賞をお勧めします。

また、暑さには弱いので暖房の効いている部屋では注意が必要です。

~参考までに、仙波園芸での管理温度は「日中=15℃」「夜間=5℃」です。~

水遣り

表土が白く乾いたら、たっぷりと与えて下さい。

その際、水が花にかからないように注意しましょう。(傷みや腐食の原因となります。)


過湿には弱いので、乾燥気味に管理して下さい。

また、受け皿に水を溜めておくのも根腐れの原因になるので要注意です。

お手入れ
花が終わりかけたら、
花茎を下の方で切ると側芽が伸びてきます。(写真1)






また、健康で充実した株でしたら、
より勢いのある新芽が地中からも伸びてきます。(写真2)


6月頃までは、次々と咲き誇る雄大な花穂を楽しむことが出来ます。

写真1

写真2

花後の管理

本来は多年草ですが、高温多湿に弱く冷涼地以外では夏越しが難しい為、一年草・二年草扱いとされています。

しかし、夏の暑さが優に30℃を越えるここ真岡市でも、無事に夏を乗り切り毎年見事な花を咲かせます。

そのポイントは、まだまだ株の元気な4月頃に、風通しの良い涼しい場所(西日の当たらない場所)に露地植えして、厳しい夏が来る前にしっかりと大地に根を張らせておく事です。

そして、蒸れないように黄色くなった下葉はこまめに取除いてあげて下さい。


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  冬咲きクレマチス‘アンスンエンシス’の育て方 (情報提供:仙波園芸)
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置き場所

日当たりの良い場所を好みます。

寒さには強く、ここ真岡市では夜温-5℃を下回るなか開花を確認出来ていますが、

花や葉が多少傷み見栄えが悪くなるため、花が咲き終えるまでは5℃~10℃くらいで

管理するのが良いと思います。


また、暑さには弱いので暖房の効いている部屋では注意が必要です。

蕾がぽろぽろ落下してしまう恐れがあります。

水遣り

表土が白く乾いたら、たっぷりと与えて下さい。

水切れには注意して下さい。

お手入れ
仙波園芸では、蕾の状態での出荷となります。

寒いなか日に日に膨らむ蕾をみていると、

なぜだか‘ほっこり’してきます!(写真1)










そして、1週間後くらいから徐々に開花してきます。(写真2)

写真1

写真2


花がらはこまめに取除きましょう。(写真3・写真4)
写真3

花がらを除去

写真4

花後の管理
2月頃まで咲き続けた花も全て咲き終わり、

葉っぱだけになってしまいました。(写真5)

次のシーズンも元気で綺麗な花を咲かせるために、

庭植えか一回り大きな鉢に植え替えてあげましょう。







花が全て散った後は、2~3節残して刈り込みしておくと、

その後の管理が楽になります。(写真6)


最低温度が-5℃を下回るような寒い地域では、

室内で越冬させて下さい。



写真5

写真6



「庭植え」

時期 : 春先

場所 : 耐暑性にやや弱い為、風通しの良い涼しい場所(特に夏場、西日の当たらない場所)。

剪定 : 夏以降に剪定しその後伸びてきた新蔓には蕾が着きづらい為、

     剪定は7月までに済ませておく ことをお勧めします。

     フェンスなど、出来るだけ広い範囲を覆いたい場合は、

     春以降伸びた蔓を利用して巻きつけて下さい。


     逆に、ボリュームを小さく抑えたい場合は、7月頃に2~3節残して剪定し、

     それ以降に伸び た蔓を巻きつけて下さい。


「鉢替え」

時期 : 春先

場所 : 盛夏は直射日光を避けた半日陰で夏越しさせて下さい。

剪定 : 夏以降に剪定しその後伸びてきた新蔓には蕾が着きづらい為、

     剪定は7月までに済ませておく ことをお勧めします。


     尺鉢サイズでは、7月中に2~3節残して剪定し、それ以降に伸びた蔓でも

     十分ボリュームのある株が仕立てられます。



今後、植え替えや剪定の時期ごとに、画像つきで作業内容を更新していきますので、

次のシーズンより多くの花を楽しめるよう一緒に頑張って行きましょう!



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